もしも何万人と集まった競馬予想大会等で優勝を目指すとなれば、常に高配当を狙い続ける必要があるかもしれませんが、私にとって競馬は遊びではありません。

以前は複勝を使用して日々の投資競馬を行なっていましたが、短期間で大幅プラス収支を計上する事がとても難しい券種でもありました。

それでも当時は1日0頭～5頭の投資対象馬に多少の資金配分を付けて勝負を続けていた事で、勝率70%以上、月間回収率120%以上の投資競馬が成り立っていたのです。

しかしある時期に、自分自身の馬券力が確実に向上しているとの自負心と、このままの投資競馬では今以上の回収率計上が望めないとの思いをきっかけに、新たな券種へ切り替えを決意したのです。

当初は3連複・3連単より当てやすく、競馬ファンにとって最もスタンダードと云える馬連への切り替えを検討しましたが、馬連よりも約6割以上の確率で2倍以上の配当に期待が出来、平均配当が4,000円以上と破壊力も秘めた【馬単】での勝負を選びました。

複勝を使っていた時代には、複勝100円～120円と云った圧倒的人気馬を頼る事は少なく、複勝だから2着～3着でも構わないとの考えを念頭に置いて複勝人気では2～6番人気あたりと配当妙味も含んだ馬からの勝負を基本としておりました。

その結果、複勝時代の投資対象馬を集計してみると、1着率→16%、2着率→39%、3着率→24%と、最も確率の高い着順は2着である事がわかりました。

既に感づかれた方もおられるでしょうが、馬単を使って大幅プラス収支を掴む為の重要なヒントがここに隠されていたのです。

つまり私の選んだ本命馬から馬単「1着流し」で総流しを掛けた際は約16%、しかし馬単「2着流し」とすれば約39%の確率で馬券が的中するという訳です。

私も馬単で馬券を購入するなら本命馬からの「1着流し」が当然だと考えておりました。
投資する側の人間としても、本命馬が「1着ではなく2着に入線して欲しい」と複雑な心境にはなるでしょうが、そもそも投資競馬とはレースを楽しむのではなく結果が全てです。

更によくよく調べてみるとわかった事もあります。

馬単で勝負を仕掛けた際、単勝1番人気の本命馬を「1着流し」で購入し、馬券が的中となった際は馬連より1.1倍～1.5倍ほどの配当、しかし単勝1番人気の本命馬を「2着流し」で購入し、馬券が的中となった際には9割以上の確率で馬連よりも2倍以上の配当に期待が出来るという事実です。

皆様に誤解いただきたくない事がございます。

馬単屋は競馬を楽しむサイトではなく、堅実に利益計上を続ける投資競馬サイトの運営を目指しておりますので、馬単を使用しているからと驚愕の高配当がズバズバ的中するといった過度の期待はしないで下さい。

ただ馬単とは平均配当4,000円以上の券種、つまり本命党の私であっても自然と高配当が的中する事もあるでしょうし、これまで目にする機会の少なかった一日に何十万円もの大幅プラス収支を打ち出す開催も真新しい事ではなくなると思います。

今ひとつ課題を挙げるとすれば的中率です。
それは馬単を使用して投資競馬に挑む以上、どれだけ厳格に的中を狙っても複勝のように簡単に高的中率を打ち出す事は出来ません。

特に馬単屋がお伝えしている馬単勝負レースの購入点数は平均6～10点ほどと、あれもこれもと手広く押さえて的中を稼ごうという買い方ではありません。

購入点数から見ても3鞍中1鞍以上の的中を得れば及第点と考えておりますので、今目標とする的中率は35%以上とします。

しかし複勝時代の経験データだけに頼らず、「1着流し」「2着流し」を効果的に使い分ける事でそれ以上の的中率獲得も決して難しい事ではないと思っています。

馬単を使用するからには回収率の期待も高まって当然だと思いますが、現時点での目標は160%以上とやや控え目の設定にします。

その理由ですが、複勝の場合は的中配当が150円～300円ほどで収まる事が多くなりますが、馬単の場合は3桁配当に収まる事もあれば、5桁以上の万馬券も飛び出したりと的中配当に大きな幅が出てきます。

その為、高配当が中心に的中となった開催では300%以上、400%以上の回収率を打ち出しても不思議ではありませんが、全体的に穏便な結果に収まった開催では回収率200%前後に落ち着くと思います。

本来であれば目標は高く設定するべきかもしれませんが、どのような状況下であっても自身で掲げた目標だけは何としても超えたいとの気持ちが強くあります。

当然、馬単ならではの勝ち方を一度でも多く皆様を前にご披露出来ればと思いを胸に日々の投資競馬へ全力で挑み続けますので馬単屋にご期待下さい。